整体はいつまで通えばいいの?
整体院をしていると、
「整体はいつまで通えばいいですか?」
という質問をよくいただきます。
これは整体院によって答えが違うでしょう。
痛みがなくなれば卒業という先生もいますし、定期的なメンテナンスを勧める先生もいます。
私は少し違う考え方をしています。
目的があるならゴールがあります。
しかし、生きている限り身体は変化し続けます。
だから整体との付き合い方も、その時々で変わっていくということです。
私はそういうこと。
歯医者と同じではなく、庭木に近い
整体を歯医者の定期検診に例える先生もいます。
もちろん考え方としては分かります。
しかし私は、整体は庭木に近いと思っています。
庭木は一度きれいに剪定しても、
春になれば新芽が伸び、
夏には葉が茂り、
秋には形が変わります。
放っておけば枝は好きな方向へ伸び、風や雪でも少しずつ姿は変わっていきます。
人の身体も同じです。
仕事、育児、睡眠不足、ストレス、運動不足、年齢…。
毎日の生活で少しずつ身体は変化しています。
だから一度整えたら終わりではなく、その時々で必要な手入れをしていく。
私は整体とはそういうものだと考えています。
二宮整体も自然に戻す整体です
私が学んできた二宮整体も、
「身体を治す」
という考え方ではありません。
身体が本来持っている力を発揮できる状態へ戻すことを大切にしています。
無理に身体を変えるのではなく、
自然に戻る力を邪魔しているものを取り除く。
その結果として身体が変化していく。
整体師はそのお手伝いをしているだけです。
野口整体も身体は常に変化すると考えています
野口晴哉氏は、
身体は毎日変化し続けるものだと考えていました。
健康とは、
変化しない身体ではありません。
環境に合わせて柔軟に変化できる身体です。
整体とは、その変化する力を引き出すもの。
だから「一回整えたから終わり」という考え方とは少し違います。
この考え方は二宮整体とも重なる部分が多いと私は感じています。
症状がある時と健康維持では通い方は違う
もちろん腰痛や肩こりなど症状がある時は、
改善を目的として一定期間続ける必要があります。
しかし症状が落ち着けば、
毎月でも、
数か月に一度でも、
疲れた時だけでも構いません。
その人の生活や目的によって整体との付き合い方は変わります。
整体は生活の一部になるもの
人は生きている限り、
疲れます。
姿勢も変わります。
年齢も重ねます。
だから整体も、
「悪くなったから行く場所」
だけではなく、
身体を整える習慣として利用していただければと思っています。
庭木を少しずつ手入れすると長く美しく育つように、
身体も少しずつ整えていくことで、毎日の生活が過ごしやすくなります。
エビデンス比較
近年の医療ガイドラインでも、慢性的な腰痛や肩こりは一度の施術だけで長期間改善するものではなく、運動・生活習慣・セルフケアを組み合わせて身体を管理していくことが推奨されています。
一方、整体では昔から「身体は毎日変化する」という考え方があり、その変化に合わせて身体を整えていくという整体観があります。
考え方は違っても、「身体を良い状態で維持する」という目的は共通している部分もあると私は考えています。
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