赤ちゃんがほしいのになかなか妊娠しないということがあります。もしそうなった時はどうなるのでしょうか。
まずは、器質的な異常がないのかクリニックで検査することが最初になります。
器質的異常
これは、身体の構造そのものに異常があることを指します。例えば、腫瘍、損傷、先天的な奇形など、目に見える形で確認できる異常です。
機能的異常
こちらは、身体の構造には問題がないが、その機能に障害がある状態を指します。例えば、消化不良や自律神経の乱れなど、見た目にはわからないけれども、身体の働きに問題が生じている状態です。
妊活整体は機能的な異常に対して有効です。
不妊検査の対象について
不妊治療を検討する前に、適切な不妊検査を受けることが重要です。ここでは、不妊検査を受けるべき対象者について説明します。
年齢が35歳以上の女性
年齢が35歳以上の場合、卵巣の機能や卵子の質が低下するため、不妊のリスクが高まります。このため、35歳以上の女性は早めに不妊検査を受けることが推奨されます。
1年以上妊娠を試みているカップル
一般的に、1年以上定期的な性行為を行っても妊娠しない場合、不妊症と診断されます。このような場合は、男女ともに不妊検査を受けることが重要です。
不妊治療歴のあるカップル
以前に不妊治療を受けたことがあるカップルも、再度検査を受けることが望ましいです。以前の治療から時間が経過している場合、状況が変わっている可能性があるためです。刻一刻と身体は変化しますので以前は大丈夫だったというのは誤りです。
月経不順や無月経の女性
月経不順や無月経がある場合、排卵に問題がある可能性があります。これが不妊の原因となることがあるため、これらの症状がある女性は不妊検査を受けることが推奨されます。
既往症のあるカップル
過去に性感染症や骨盤内の手術を受けたことがある場合、これらが不妊の原因となることがあります。そのため、既往症のあるカップルは不妊検査を受けることが重要です。
女性の基本不妊検査
不妊治療を開始する前に、いくつかの重要な検査があります。以下は基本的な検査項目です。この基本的な検査ではわからない部分は別の検査が行われます。不妊検査はこれらの基本的な項目を通じて、原因を明らかにし、最適な治療法を見つける手助けをします。
基礎体温測定
基礎体温を毎朝同じ時間に測定することで、排卵のタイミングやホルモンバランスを把握します。
超音波検査
超音波を使って、卵巣や子宮の状態を確認し、異常がないかを調べます。
内分泌検査
血液検査を行い、ホルモンの分泌状態をチェックして、ホルモンバランスを評価します。
クラミジア抗体検査
クラミジア感染の有無を調べるための検査で、抗体や抗原を検出します。
卵管疎通性検査
卵管が詰まっていないかを確認するための検査で、造影剤を使用することがあります。
頸管因子検査
子宮頸管の粘液を調べ、精子が通過しやすい状態かどうかを確認します。
不妊は男性にも原因がある
妊活は女性だけがするものではありません。
男性が原因の不妊は全体の約25%を占めます。精子の数や運動性、形態の異常などが原因となることが多いです。これらは一般的な検査で特定され、治療や対応策が講じられることが多いですが女性のように検査は複雑ではありません。
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