頭部と背骨・骨盤を整えると脳脊髄液の流れが回復します。
脳脊髄液はまだ一般的には知られていませんが
アメリカ・日本では脳脊髄液を回復させる施術は
セラピストの間では既に主流になっています。
脳脊髄液とは頭蓋骨から背骨を通り仙骨まで
届く体液です。
脳脊髄液は一日約500mlつくられ脳から仙骨まで
循環しています。
常時体内にあるのは約150mlなので一日で3回程度
入れ替わる事になります。
脳脊髄液は脳を衝撃から守る保護の役目だけで無く、栄養供給なども行なう為、常に脳内を循環しています。
※記述内容は整体としてのオリジナル要素を多く含んでいる為一般的な脳脊髄液の説明とは
違っていると思います。
気圧や気温
重力
大気汚染
ウイルス
タバコ
薬
睡眠不足
加齢
疲労
事故などの外部から加わる身体的ストレス
精神的ストレスがかかった場合は直ちに身体には影響を及ぼす事はありませんが、身体的ストレスは直接脳脊髄液の循環に関係し、身体の不調を訴えます。
脳脊髄液の循環が悪くなると浮腫みが発生し老廃物が滞るために頭蓋骨が拡大します。
そのため脳・神経への圧迫ストレスが強くなり機能低下が起こります。圧迫ストレスは免疫力低下を招き、末端器官の機能を低下させます。
そうなると悪循環が続き、炎症・硬化が起こり、ますます身体の不調は大きくなり心身症等を訴えるようになります。
調子が悪いのにも係わらず検査をしても原因はわからないので対処療法で様子を観る事になります。
つまりどのようにすばらしい療法・治療を受けても脳脊髄液の循環が悪い状態だと治療効果も上がらないということになります。
「心身症とは、身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的な因子が密接に関与し、器質的ないし機能的障害が認められる病態を言う。ただし、神経症やうつ病など、他の精神障害に伴う身体症状は除外する。」
と、この様に定義されています。
判り易く書けば、心理的・社会的ストレスがありながらも精神的な病態よりも身体的な疾患が発症している状態といえます。
自律神経失調症と心身症は似ているようですが違います。
自律神経失調症はいくつかの症状が重なっているのに対して、
心身症は強い症状だけが発症するのであまり重なる事はありません。
《代表的な心身症》
胃潰瘍 糖尿病 肥満 偏頭痛 狭心症 気管支喘息 頻尿
潰瘍性大腸炎 過敏性腸症候群 リウマチ 等々
内科分野のみならず皮膚科、耳鼻科、産婦人科、ほとんどの診療科。