妊娠中の整体

妊娠中の整体のことは世間では、マタニティー整体と言っているのか安産の為の整体と言っているのかどうなのは解りませんが、出産自体を楽にする為の整体はあまり馴染みがないように感じます。

 

妊婦さんといっても初期の方から後期の方までいらっしゃいますが元々凝り性な場合は安定期に入らずとも肩こりのマッサージなどに行かれています。

 

お腹が小さい四ヶ月くらいならば施術者は気づかないのでだまっていれば施術は受付けてくれますが必ず妊娠している事を伝えるようにしてください。

 

妊娠中、特に安定期に入るまではマッサージや整体は危ないという意見はありますが、施術者の知識や技術があれば100パーセントといっていいほど問題はありません。

 

私は妊娠初期の方を何度も施術し、その後も出産前の臨月まで整体(していることはほとんどもみほぐし)をしていますがなにかあった事は一例としてありません。

 

ですが、整体を受けるときは安定期に入ってからにしてください。

 

 

さて、肩こりや腰痛ならばマッサージソフト整体になりますが「整体」としてするならばどのような施術を妊婦さんにするのかというと、それは骨盤の調整です。

 

妊娠8ヵ月までは骨盤を開くように調整します。

 

妊娠9ヵ月に入ったら骨盤を締めるようにするとよいのです。

 

開くのはお腹で受けとめるためです。

 

締めるのは出す準備を始めるためです。

 

整体としてならばほとんどする事はありません。

 

開く締めるというのはこの場合すぐに出来ますので、やっぱりもみほぐす事の方が需要は多くなります。

 

イライラすると逆子の原因にもなりますから気持ちがすこしでも楽になり出産にのぞめるのであればそれだけでも安産整体といえるのかもしれません。

 

 

※死産や流産経験のある方は整体をご遠慮くださいますようお願い申し上げます