ここでお断りしておきますが、このブログの趣旨はクリニックで不妊治療をしているのに妊娠しない、何度も流産をしてしまう方に向けてのブログになります。
医者でもないやつがいい加減な事を書いているんじゃねぇと思われる方は、読み進む価値がありません。壱整体師の個人的な経験のみで書いております。
子供をさずかるのが、医療の力、科学の進歩、エビデンスと数値以外は信じないというのでしたら、そのままクリニックでの治療に励んでください。それがあなたにとっての正解です。
タイミング法の問題点
タイミング法は、不妊治療の最初の一歩として、多くの方が試される方法ですが、いくつか疑問点や問題点も存在します。
排卵日の特定の難しさ
基礎体温や排卵検査薬など、様々な方法がありますが、個人差や体調によって毎回のように排卵日は変動するため、正確に特定することは難しいです。
排卵日がずれてしまうと、せっかくのタイミングが無駄になる可能性があります。
ストレス
排卵日を意識しすぎて、性交渉がストレスに感じてしまうことがあります。
ストレスはホルモンバランスを乱し、逆に妊娠を難しくしてしまう可能性があります。
成功率
タイミング法は自然妊娠を目指す方法であり、人工授精や体外受精と比べると成功率は低めです。
不妊の原因が特定できない場合や、軽度または初期の不妊の場合に有効ですが、重度の不妊の場合には他の治療法が必要となることがあります。
時間と労力
基礎体温を測ったり、排卵検査薬を使ったりと、手間がかかります。
毎日の記録や、排卵日の予測に時間を費やす必要があります。
心理的な負担
妊娠を心待ちにする一方で、なかなか妊娠できないという状況に、精神的な負担を感じる方もいます。
夫婦の生活への影響
性交渉のタイミングを意識しすぎて、夫婦間の関係に影響が出る可能性もあります。
タイミング法を成功させるためのポイント
医師の指導を受ける
婦人科を受診し、医師に相談することで、より正確な排卵日の予測や、自分に合ったタイミング法を教えてもらえます。
リラックス
ストレスを溜めないように、リラックスできる時間を作りましょう。
ヨガやアロマセラピーなど、自分に合ったリフレッシュ方法を取り入れるのもおすすめです。
夫婦で協力
タイミング法は夫婦二人で行う治療法です。お互いに協力し合い、理解を深めることが大切です。
定期的な検査
タイミング法を続けている間も、定期的に婦人科を受診し、検査を受けるようにしましょう。
タイミング法まとめ
タイミング法は、不妊治療の中で唯一自然な形で妊娠を目指すことができる方法です。なるべくならばタイミング法で妊娠することが望ましいですが、タイミング法で妊娠しない場合はそのタイミングが若干ズレていると考えて下さい。予定排卵後の3日前からタイミングを合わせるようにして下さい。4日前でもいいです。これでいい結果になったケースもあります。まずは希望を持って続けましょう。
人工授精の問題点
2022年4月からの保険適用により、より多くの方が人工授精を利用できるようになったのは大きな進歩です。
しかし、人工授精は、自然に近い妊娠を促す有効な治療法ですが、以下のような点に注意が必要です。
成功率
体外受精と比較すると、成功率は一般的に低めです。これは、人工授精が自然な受精過程を模倣しているため、卵管を通過して卵子と出会うというステップが、自然な妊娠と同じように偶然の要素に左右される部分があるからです。確率なので10%の確率があるとしても10回トライしても常に確率は10%のままなので10回全て妊娠しないということもあります。
20代/8~10%ほどの妊娠率が期待できます。
30代/20代に比べて妊娠率は低下しますが、7~9%で妊娠可能です。
40代/妊娠率は急激に低下し、人工授精を繰り返しても妊娠に至らないケースも増えてきます。
多胎妊娠のリスク
排卵誘発剤を使用することで、複数の卵子が成熟し、多胎妊娠のリスクが高まります。多胎妊娠は、母体や胎児への負担が大きくなるため、注意が必要です。
身体への負担
排卵誘発剤によるホルモンバランスの変化や、人工授精の手術に伴う痛みや出血などの身体的な負担が考えられます。
心理的な負担
妊娠を心待ちにする一方で、何度も人工授精を繰り返しても妊娠できない場合、精神的な負担が大きくなることがあります。
感染のリスク
人工授精の手術中に感染症にかかるリスクがわずかに存在します。
人工授精まとめ
人工授精は、不妊治療の選択肢の一つですが、決して高い確率でもないのですべてのカップルに適しているわけではありません。専門家の中には人工授精について懐疑的な意見もあります。
基本的には子宮頚管に異常がなければ、人工授精をしても意味がないのは少し知識があればわかるはずです。
体外受精の問題点
体外受精は、不妊治療において最も有効な選択肢の一つですが、メリットだけでなく、いくつかの問題点も存在します。
身体への負担
●卵巣過剰刺激症候群(OHSS)
排卵誘発剤の使用によって卵巣が過剰に刺激され、腹痛、むくみ、呼吸困難などの症状が現れることがあります。
●手術に伴うリスク
採卵や胚移植の手術には、出血や感染のリスクが伴います。
心理的な負担
●反復不成功
妊娠に至らない場合、精神的なストレスが大きくなります。
●道徳的な問題
体外受精は、生命倫理的な問題を伴う場合もあります。
費用
保険適用になったといえども高額な費用がかかるため、経済的な負担が大きい場合があります。
多胎妊娠のリスク
複数の胚を移植することで、多胎妊娠のリスクが高まります。多胎妊娠は、母体や胎児への負担が大きくなるため、注意が必要です。
先天異常のリスク
体外受精で生まれた赤ちゃんに、先天異常のリスクがわずかに上昇するという報告もあります。ただし、これは自然妊娠と比較した場合の相対的なリスクであり、絶対的なリスクが高いわけではありません。
その他の注意点
●成功率
体外受精の成功率は、年齢、不妊の原因、医療機関の技術など、様々な要因によって異なります。
体外授精まとめ
体外授精は、不妊治療の選択肢の一つですが、決して高い確率でもないのに高額な費用が掛かる為、悩むことになるでしょう。クリニックによって治療結果の差がありますので前もって良く調べてから治療をするべきでしょう。
ホルモン治療の問題点
不妊治療におけるホルモン療法は、排卵を促したり、子宮内膜を妊娠に適した状態にするなど、妊娠をサポートするための重要な治療法の一つです。しかし、一方でいくつかの問題点や懸念点も存在します。
ホルモン療法の種類
ホルモン療法には、大きく分けて以下の種類があります。
●排卵誘発剤
卵巣に働きかけ、卵胞の発育を促し、排卵を誘発する薬剤です。
錠剤や注射剤など、様々なタイプがあります。
●黄体ホルモン剤
黄体期(排卵後から月経までの期間)に、黄体ホルモンを補う薬剤です。
子宮内膜を厚くし、受精卵の着床を促します。
●エストロゲン剤
卵胞ホルモンを補う薬剤です。
子宮内膜を厚くし、排卵を促す効果もあります。
●GnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)製剤
下垂体から分泌されるホルモンであるGnRHを模倣した薬剤です。
卵胞の発育をより細かく調節することができます。
ホルモン療法の目的
●無排卵の治療
排卵が起こらない場合、排卵誘発剤を用いて排卵を促します。
●黄体機能不全の治療
黄体ホルモンが不足している場合、黄体ホルモン剤を補充します。
●体外受精前の準備
体外受精では、複数の卵子を採卵するため、排卵誘発剤を大量に投与します。
●早期閉経の治療
早期閉経の場合、ホルモン補充療法を行うことがあります。
ホルモン療法の問題点
●副作用
ホルモン剤の使用に伴う副作用として、吐き気、頭痛、むくみ、情緒の不安定などが起こることがあります。また、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)という、卵巣が過剰に刺激されてしまう状態になるリスクもあります。
他には、排卵誘発剤を使用することで、複数の卵子が成熟し、多胎妊娠のリスクが高まります。多胎妊娠は、母体や胎児への負担が大きくなるため、注意が必要です。
●ここである黄体ホルモン剤の副作用について。
効能・効果
機能性子宮出血
稀発月経
過少月経
過多月経
月経周期異常
月経量異常
習慣性流早産
切迫流早産
多発月経
無月経
黄体機能不全による不妊症
調節卵巣刺激下の早発排卵の防止
生殖補助医療の調節卵巣刺激の開始時期の調整
この黄体ホルモン剤は多くの事に対して効果があるとされています。しかし、直接医師から副作用について説明はないでしょうが、薬には必ず副作用があります。
主な副作用
腹痛 、 悪心 、 嘔吐 、 腹部膨満 、 悪寒 、 浮腫 、 頭痛 、 過敏症 、 発疹 、 肝機能異常 、 黄疸
重大な副作用
脳梗塞 、 心筋梗塞 、 肺塞栓症 、 腸間膜血栓症 、 網膜血栓症 、 血栓性静脈炎 、 重篤な血栓症 、 うっ血性心不全 、 ショック 、 呼吸困難 、 全身潮紅 、 血管浮腫 、 じん麻疹 、 アナフィラキシー 、 乳頭水腫 、 視力低下 、 視力消失 、 眼球突出 、 複視 、 片頭痛
上記以外の副作用
電解質異常 、 体重増加 、 食欲不振 、 下痢 、 めまい 、 眠気 、 神経過敏 、 不眠 、 抑うつ 、 乳房痛 、 月経異常 、 子宮出血 、 乳汁漏出 、 満月様顔貌 、 無月経 、 子宮膣部びらん 、 帯下の変化 、 耐糖能異常 、 倦怠感 、 発熱 、 脱毛 、 多毛 、 ざ瘡 、 皮膚そう痒感 、 粘膜そう痒感
この黄体ホルモン剤には効果に隠された副作用がこれだけあるのです。
当然副作用がない様に調節はされますし、もし副作用があるようなら即刻中止になるでしょうけれど、体の中にこの薬が吸収されるということは本当にいいことなのでしょうか。
このような言葉もあります。
「すべてのものは毒であり、毒でないものはない。 用量だけが毒でないことを決める。」 これは、16世紀ヨーロッパの医師・化学者であるパラケルススの言葉です。 言い換えれば、医薬品や化学物質はその量によって毒になり得るということであり、薬学と毒性学は表裏一体であることは薬学を学ぶ際にまず教え込まれることでもあります。
厚生労働省医薬局のウェブサイトより
ホルモン療法が自己ホルモン生成に与える影響
ホルモン療法が長期にわたって行われる場合、ご自身の体が本来持っているホルモンの生成機能が低下するのではないかという懸念をしている専門家の方もいます。私も同じ考えを持っています。
基本的にはホルモン療法は、あくまで不足しているホルモンを補うための治療であり、自身の体が持つホルモン生成機能を完全に停止させるものでないとされていますが、不妊治療の場合は長期間にわたる可能性があります。
市販薬でも2週間服用して効果が感じられない場合は服用を中止してくださいとあるように、病院から処方される薬はさらに強力であるので 慎重にならざるを得ません。
各不妊治療の問題点 まとめ
私もこれまで生きてきて、内科や整形外科、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科、心療内科など色々とお世話になりその時の病気も良くなりました。
医学の力はものすごく偉大です。これを否定できるものではありません。
なので、何でもそれが悪いということではなく、上手くいかない時は、別の選択肢もあるということも考えて頂きたいのです。
わかりやすい事をいえば、ダイエットをすることは運動だけではなく食事も同時に変えていかなければなりません。
その運動にしても、カーブスで運動するのか、どこかのジムでするのか、水泳にするのか、ジョギングにするのか、ヨガにするのか、それと何か他のスポーツにするのか色々な選択肢があります。
食事ならどうするのかもっと選択肢は増えるでしょう。
何もしないのはあきらめたことになります。あなたはどんなことも選べるのです。
大丈夫。絶対に大丈夫。
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