説明は無意味

整体は特に実験データーや科学的な証明・証拠はありませんから整体の偉い先生や講師と呼ばれる人達に教えられた事や聞いた事を正しいとして整体をおこなっていきます。

 

鍼灸などはその最高峰の例でどこに鍼を打てばどこに作用するといった統計を集めた全ては歴史の積み重ねの結果です。今になってそれを科学的に証明しようとする馬鹿げたことが行なわれていたりします。

 

最初の段階は誰であっても何かに教わるといった道すじを通ることになります。

その後は自分の経験や施術方法のよってその教えられた事や聞いた事が確信に変わっていったり、自分の場合にはあまり当てはまらないと思っていったりします。

 

整体は基本的には施術数による統計だけで自分なりの改善率を導き出したり得意分野を見出したりします。

 

病院でもらう薬なども最初は机上の理論で作られ、マウスなどで実験し

その後は人間で実験データーが採られます。どれほどの人数でデーターを採っているのかわかりませんが、一応安全が確認されてから市場で使われるようになります。

それでもワクチンなどは重篤な副作用がでて後から大問題になることもよくあることです。

 

整体で受け手がよくなるのには理屈は必要なのでしょうか。

ホームページに図解入りであれこれと説明して長い文章で書いてあったとしてもそれを読む人はいったいどれだけいるでしょうか。

それを書く人は書く必要性があって書き、書くだけの熱意や知識があるからこそ伝えたいのでしょうが、実際はほとんど読まれる事はありません。

読む側は簡潔な事を望みます。

パッとみればわかる。パッとみて興味がでた場合には次の段階として

30秒もあればわかるような説明。

その次に長い説明だと思います。

最初から専門家のように難しく書くと相手は拒絶しかありません。

 

人が生きるのに科学的な説明なんて必要ないのと同じです。

赤ちゃんは生まれれば誰に教えられる事もなくおっぱいを求め勝手に飲みます。馬が生まれればすぐに立とうとするのと同じで生き物が生きる事についてそこに説明なんてものは本来必要ないのです。

 

整体では鉄板の施術として理屈はわからなくとも胸椎10番に気を通せば大体の不調はよくなっていきます。胸椎10番がいったいどこに繋がりどのように作用しているのかなんて施術者はなにも考えなくてもただ無心で気を送ればそれ一本でも整体としてなりたつのです。

 

髪が乱れていればクシでとかせばいいし、上着のすそが出ていればズボンに入れればいいんです。

整体ってそんな単純なものなのです。