不妊と整体

前回の続きになります。

 

では不妊についてはどうでしょうか。

以前は2年間自然妊娠しない場合を不妊としていましたが、最近では

1年というように変更されたようです。

 

1年過ぎてからの対応として、

●もうしばらくは自然に任せてみる

●産婦人科に通う

●ネット・書籍等で情報を集め実践してみる

●鍼灸に通う

●不妊が得意な漢方薬局に相談する

 

色々とあると思いますがとりあえず思いつくのがこれくらいです。

20代であるならば病院にいかなくともしばらくはタイミング療法的な自然妊娠を続けます。

30代からになると時間もないので産婦人科に通いながら漢方を併用したりします。

鍼灸では昔から不妊に対してのツボというものが確立されていますので

それを試す人もいます。

 

不妊ということで整体を選ぶ人は割と少数派になりますが、子供を授かる身体になるのは漢方と整体ぐらいしかないのではないかと思っています。

病院の治療では妊娠し難い身体はそのままで治療を続けます。そうすると妊娠確立は常に低いままであり、金銭的・精神的・身体的な負担、かつ時間の拘束により、疲労困憊してしまいます。

 

病院に通ってホルモン治療等をしている不妊の方の身体に触れていると、もしかしたら、治療せずに自然に任せていたら赤ちゃんができていたんではないかと思うような方もいます。

治療によって逆に身体は弱くなり、人としての生きる根本が悪くなっているような感覚です。

 

私の整体では不妊に対しての施術は3.4指・胸椎10番が基本になります。

これは冷えの調整を意味していますが、不妊であれ、なんであれこれが全ての基本になります。

まず基本をおさえてから個別の処をみていきますが、基本だけで整体の8割は終わったようなもので後は普段からの足湯などの指導になります。

身体を整えるのは慣れればなんとも思わないような事ばかりでお金もかかりません。

子供ができないと悲しむのではなくまずは簡単な事から始めればよいのです。

金沢市ではこのような整体をしている所はほとんどありませんが、目先の効果ばかりをうたうよりももっと必要な何かが整体にはあります。

 

         希望で目覚め、感謝で眠る